宇宙

映画「君の名は。」に登場する彗星の軌道を修正してみた

「君の名は。」

みなさん、映画「君の名は。」見ましたか~~?

ちょっと時代遅れになりつつありますが、2016年の8月に公開されて
反響を呼びまくっていたあのアニメ映画です。

 

主題歌を歌っていたRADWIMPSさんの曲が良すぎたことでも
話題となりました。

出典:映画『君の名は。』公式サイト

 

映画のざっくりとした内容は、

東京で暮らしている男子高校生・瀧と
飛弾の山奥で暮らしている女子高校生・三葉の
時代を超えた恋愛ストーリーです。

ざっくりですね。(笑)

 

まだ見たことない!!って人は、見てみてください(*´ω`)

なかなか面白かったですよ!!

 

劇中における彗星

映画「君の名は。」で彗星が出てきたのは、みなさんご存知ですか?

女子高生・三葉が住んでいる糸守町を襲って大災害を引き起こした、あの彗星です。

あの彗星、名前は「ティアマト彗星」言います。

いかにも、モデルとなった彗星がありそうですが、
どうやら架空の彗星らしいです。

 

ただ、「ティアマト」という名前の由来は存在します。

“ティアマト”とは、メソポタミア文明の神話に登場する
上半身が人間の女性、下半身は蛇の姿をしている女神の名前らしいです。

全ての神々を生み出した存在で、戦いに敗れたティアマトは、身体がわかれて
天と地を作ったそうです。

 

すさまじいですね。(笑)

 

一説によると、劇中で彗星が2つに分裂しているのは、
神話の “ティアマト”が天と地を作ったことに由来するらしいですよ。


出典:NAVERまとめ

しっくりくる画像がなかったですが、たぶんこんな感じです。(笑)

絶対こんなにいかつくない…

 

 

そんな、架空の彗星、
「ティアマト彗星」ですが、数々の逸話や、議論がされています。

 

 

 

ティアマト彗星の軌道がおかしい!??

 

僕は映画見てるときは、全く気づきもしなかったですが、
後で、映画について調べていると面白いことが分かりました。

 

「君の名は。」の映画が公開された時、作品を観た人から、
「ティアマト彗星の軌道、おかしいんじゃないの!!?」といった声が
多数見られたそうです。

 

実際に、軌道について調べてみると、映画では以下のように描かれていたそうです。

 

 

どこがおかしいか分かりますか??

 

そうです。太陽の手前で折り返してしまっていますよね。

 

 

通常、彗星の軌道とは、太陽の周りを周回するように動くのものなので、
これは非常に違和感がありますね。

 

なんで、彗星が太陽の周りをまわるかって??
それはまた別の記事で解説します。

 

この緑線が正しいですよね。

 

映画内では間違って描かれていましたが、後日発売されたDVDなどでは
修正されたそうですよ~~(*´ω`)

 

 

他にもおかしい所が!??

映画内における
「ティアマト彗星」の設定としては以下のようなものが挙げられます。

 

・1200年周期で太陽を周回している。

・過去2回地球に接近して、現代の糸守町の位置に隕石が落ちており、この映画では3回目の衝突となる。

 

そもそも、彗星が地球に衝突するだけで、天文学的な数字なのに、
3回も衝突するとか何事だよ!!!!
しかも地球上の同じ場所に!!!!!

ってツッコミたくなりますが、とりあえずそこは置いといて。(笑)

 

今回は、「1200年周期で太陽周りをまわっている。」

という点について考えてみましょう~~~

 

 

まず、彗星は2種類に分類されます。

・長周期彗星

・短周期彗星

です。

 

長周期彗星は、周期が200年以上のものです。
これは、さらに
・太陽を周回する周期彗星
・太陽を周回しない、1度きりしか訪れない非周期彗星
に分けられます。

短周期彗星は、周期が200年以内のものです。

 

詳しく知りたい方はこちら!!

 

 

 

Wikipediaで、周期惑星の一覧をみて、調べたところだと、
現段階で、最長周期を誇るのは、

「池谷・張彗星」

という彗星ですね。

この彗星ですが、周期が374年なので、
長期彗星という分類になり、

太陽の周りをまわっているので、周期彗星となりますね。

 

 

 

 

これらの知識を踏まえて、「君の名は。」に出てくる「ティアマト彗星」について
考えてみましょう~~。

 

・「ティアマト彗星」の周期は1200年

・現在観測されている中で最長の周期惑星は「池谷・張彗星」で、374年周期

 

ここで、1つの違和感が生じると思います。

そうです。

1200周期の周期惑星なんて存在しないのです。

そのくらい大きな軌道を通る惑星であれば、非周期惑星となり、
地球の近くを通るのはたった1度きりのはず。

通過した後は、二度と戻ってこない彗星なのです。

 

それなのに、「君の名は。」では、過去に2度も地球に接近していて、
今回、映画で描かれていたのが3回目の衝突。

 

「ティアマト彗星」の周期的に矛盾が生じていますね。

実際に、1200年周期で周期彗星となることは、まあないだろうと思います。

 

 

まあ、時代を超越してる時点で、現実離れしたストーリーではありますが、

彗星1つとっても、沢山のツッコミどころがありましたね。(笑)

 

これらについて、「アニメ映画だから!!」と割り切るか、

真剣に議論するか、はあなた次第です。

 

 

隕石の衝突によって生じた糸守町

映画内では、女子高生・三葉の住んでいる町「糸守町」に
隕石が衝突して、大災害を引き起こしてましたね。

この「糸守町」ですが、岐阜県飛騨市がモデルとなったそうですよ!!

 

僕も、飛騨・高山・白川郷の写真は見たことがあって、
冬になると合掌造りの上に雪が積もっている様子はめちゃめちゃ奇麗ですよね。

出典:tg.tripadvisor.jp

 

いつか1度は行ってみたいです(≧▽≦)

 

さて、そんな隕石がが衝突した「糸守町」と、

それによってできたクレーター湖である「糸守湖」。

 

この「糸守湖」ですが、モデルはおそらく「諏訪湖」でしょう。
有名ですね。

 


出典:blog.goo.ne.jp

 

 

この「諏訪湖」ですが、現実でも隕石によってできた湖なのでしょうか。

 

調べてみると、日本にクレーター湖は存在しないそうです。

残念…( ;∀;)

 

ちなみに、「諏訪湖」は、火山活動でできた「火山湖」と呼ばれるものです。

 

隕石というのは、劇中でのみの設定でした~~( `ー´)ノ

 

 

映画について

宇宙好きとして、一映画に対してこんなにつっこみをしてしまいました。(笑)

 

結局のところ、

映画は映画として、現実は現実と割り切って

多少の矛盾には目を瞑って、楽しむのが

一番良いですね(≧▽≦)

 

それでは~!