宇宙医学

宇宙に行くと身体が変わる!??

宇宙って、なんか神秘的で、惹かれるものがありますよねっ(≧▽≦)

そんな宇宙ですが、良いイメージばかりでもないんです。
地上とは、全く違う環境だし、重力も存在しないから、身体に様々な変化を引き起こし、悪影響をもたらすことだってあります。

今回は、将来あなたが宇宙旅行をする時に備えて、宇宙で起こる体の変化について見ていきましょう!!

宇宙環境がもたらす身体への影響

大きく分けて3つの影響をもたらします。以下の通り。

①無重力の影響

②宇宙放射線の影響

③精神・心理的な影響

 

つぎに、これら3つの影響が、身体にどのような変化を起こすか見ていきましょう。

 

宇宙での身体の変化

①無重力の影響

・骨量減少

これは、宇宙にいるだけで、地上にいる骨粗鬆症患者の約10倍の早さで、減少が進むことが分かっています。

 

・筋萎縮

宇宙空間に1日いるだけで、地上の寝たきり状態の2日分に相当します。

2日寝てたら、かなり筋力衰えそうなことはイメージしやすいですね!( ゚Д゚)

また、高齢者の半年分にも相当するそうです!

・前庭器官の異常

宇宙空間にいくと、「宇宙酔い」という車酔いみたいな現象を起こすことが分かっています。

これは、前庭器官という、耳の奥に存在するバランスを保つための所が、無重力によって狂ってしまったり、宇宙空間が異世界すぎるため視角情報が処理しきれなかったり、筋肉や腱などの深部感覚の情報を受け取った時に脳が混乱したりすることで生じると考えられてます。

出典:小学館

しかし、まだあまり詳しいことはあまり分かっていないようです。

 

・心循環器

地上では重力によって、体液は下へ下へ行くが、宇宙空間では無重力なために「体液シフト」が起こり、常に頭に血が上ったような感覚になります。

また、心臓における心筋も委縮する傾向にあるようです。

 

 

・不可逆的な視角機能の変化

前後に眼球が扁平化してしまって、遠視のようなことが起こるという。

これに関しては、あまり原因が分かってないものの、頭蓋内圧上昇やone carbon metabolismとの関連が示唆されているようです。

 

・免疫能の低下

以下のような事象を引き起こすことが分かっています!

・リンパ球数・サイトカイン産生能低下

・好中球・単球機能低下

・NK細胞活性低下

これに関しては、みんな知ってる「ヤクルト」による腸内細菌を良くする手法を取り入れることによって、改善を図っているようです。

 

②宇宙放射線の影響

放射線ってなんだか怖いイメージがありますよね。数年前にも福島原発事故で、

「放射線がやばい!」
「~mSv(シーベルト)だって!やばい!」

と話題になっていました。

実際、

地上にいるだけで放射線の影響というのは常に受けています。どのくらい受けているのかというと、、

年間2.4mSvだそうです。

これが、宇宙に行くとなんと1日0.5~1mSv受けます。

つまり、3日宇宙にいるだけで地上1年分の放射線の影響を受けるのです!!
考えただけでも恐ろしい(>_<)

我々は、地球を取り囲む大気によって守られ、放射線の大きな影響を受けなくてすんでいるんですね。

 

③精神・心理的な影響

宇宙空間とは、異文化かつ閉鎖環境であるため、強いストレスがかかります。

また、常に危険と隣り合わせ!なので精神的に負荷がたくさんかかりそうです。

こういった課題に関しては、今のところメールであったり、TV会議などを行って改善を図っているようです。

僕は、医学的アプローチもこういったところに使えるのではないかと思います。例えば、うつ病患者さんへの療法を応用してみるとか、、

様々な課題

ここまで挙げたように、宇宙環境とは沢山の課題を抱えているとともに、それらが未だ未解決であるものが多く存在します。

こういった課題を解決できるよう、研究していくのが宇宙医学であります。

 

普段生活している中で、「これって宇宙環境だったらどうなるんだろう。」とか「これって宇宙に持っていったら活用できそうじゃない?」と、シーズを常に探して記事にして行きたいと思います。

 

それでは~~。